風俗店員のなり方|フツーに生きてきた無縁な人でも意外と歓迎される?

風俗店で働く店員(通称:ボーイ)の仕事。一般的なバイトよりも給料が良い反面、普通の生活を送っている人からするとどのような経路でボーイ職に就くことができるか知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、風俗店員になる方法や向いている人、向いていない人などをまとめてみました。
風俗店員のなり方は?
風俗店は全国各地にあるにもかかわらず、現場で働く男性店員とその仕事の実態は世間的にあまり知られていません。そもそも自分から興味を持たない限り風俗店員になる方法はなかなか想像がつかないかと思います。
特殊な職業のイメージが強いですが男性スタッフの求人募集をしている店も多く、応募する方法もいくつか選択肢があります。
飛び込み面接
公式ホームページは風俗店に遊びに来るお客さんに向けた情報だけではありません。自社のHPを持っているお店であれば大体はページの合間に風俗店員として働く男性スタッフの求人広告を掲載しています。
風俗店員の求人専用窓口は電話やメールはもちろん、ほとんどのお店ではLINEなどのメッセージアプリを利用した問い合わせもできます。
たまたま公式HPを見ていて募集情報を目にし、自ら飛び込み面接のアポを取る方も意外といるものです。お店に直接連絡をするとなると少し勇気が必要な手段ですが仕事に興味があればどんな方でもできます。
知人や友人の紹介・コネ
知り合いが風俗の店員をやっているというケースは少ないかもしれませんが、自分の親しくしている知人や友人からの紹介で風俗店員を始める方もいます。内部情報が入りやすく、紹介してくれる人の職場での実績によっては採用されやすいのも特徴です。
男性向け高収入バイトからの仲介
最近では男性向けの高収入バイトの求人広告を大々的に掲載しているサイトが増えてきています。たくさんの店舗の中から自分で条件の良さそうなお店をピックアップすることもでき、面接のアポも仲介業者を経由して行うことができるのでめんどくさい問い合わせ作業などを省くこともできます。
老舗店や人気のお店がひと目でわかりやすい点や採用祝い金などわかりやすいメリットがある反面、掲載されているお店の数に限りがあったり偏りがある点はややデメリットです。
風俗店員になる人は”そっち系”の人ばかり?
風俗店で働くスタッフ店員たちは一体どこからやって来たと思いますか?風俗業界につきまとうイメージには「怪しい」「恐そう」「危なそう」というようなマイナスイメージを持っている人も多いと思います。
しかし実際に働いている”中の人”たちはごくごく普通な人生を歩んできた人たちも意外と多いもの。実際に風俗店員として働いている人たちの”人種”はどういった傾向をみてみましょう。
確かにナイト系の職業からの転職は多い
みなさんが想像する通り、ホストやキャバクラの黒服勤務などをきっかけに風俗店員の道に辿り着いた人が多いのも事実。ただし、他のナイトワークに慣れているからといって風俗店員が務まるとは限りません。
ナイトワークから転職して順調にお仕事をされている方もいますが、「前の仕事よりキツイ」「別業界のような仕事内容だった」と途中でギブアップする方もかなりいます。
前の職場のノリやイメージとかけ離れすぎていることも多く、接客態度が店の雰囲気にあっていなければお店側からクビを宣告されることもあったりします。
ごくごく普通のフリーターさんも多い
男性向けの高収入バイトを探していて辿り着いたフリーターさんも業界には多いです。話を聞けば、彼らの前職はコンビニ店員さんや居酒屋店員さん、レストランやホテルマンのバイトだったりある程度は接客業に慣れているような人が長続きしている印象です。
バイト感覚で風俗店員として実際に働いてみてそのまま就職した人も多いので、特別な人ばかりが働いているとは限らないものですよ。
実際、お店側が求める人材は”まじめで普通”な人
採用を決めるお店側はどんな人材を求めているか?というと、「真面目で普通な働き者」というのが本音です。元ホストやナイト業界出身、接客業経験者、という括りでは見ていないため、ある程度一般常識があり仕事が長く続くような”真面目な人”が現場では求められています。まさに、やる気と誠実ささえアピールできれば採用枠にはピッタリな人材なんです。
一般的な会社のような採用基準なのは意外かもしれませんが、風俗店だって立派な商売・ビジネスの場。裏社会というレッテルは一昔前のイメージで、今はわりとクリーンな職場なんです。
風俗店員になるのに必要な最低条件は?
風俗店員になるのに必要な最低条件はとてもシンプル。18歳以上(高校生不可)であれば最低限の条件を満たすことができます。
さらに絞り込めば、デリヘルの送迎スタッフなどドライバーの仕事に就きたいなら運転免許も必須になります。 運転免許を持っていなくてもドライバー以外の仕事で採用されるので必ず必要というわけではありませんが仕事内容の幅を広げるためにも運転免許は持っていて損はないでしょう。
風俗店員になるのに必要なスキルや資格は?
風俗店の店員になるのに必要なスキルや資格はほとんどありません。採用の最低限の条件をクリアしていれば大体の人は当てはまるでしょう。ただし実際に採用されるかどうかはお店の判断。
最近は男性向けの高収入バイトとして人気の高まりつつある職業なので競争率もそのぶん激しくなっています。他者との差別化を強調し自分をPRするのに役立つスキルはいくつかあるので、面接時に役立ててみるのがオススメです。
面接時に有利なスキルや才能
コミュニケーション能力が高い
風俗店の店員はお客さんとの接客はもちろん、女性キャストや他男性スタッフとのコミュニケーション能力が高い人の方が評価されやすいです。
コミュニケーション能力と言っても話術だけではなく、人当たりが良い人、印象がいい人、立ち振舞いが上手な人は印象が良いため採用されやすい人材です。
パソコン操作やソフトウェアに詳しい
風俗店の店員はガテン系なイメージを持たれがちですが意外にもデスクワークをこなすことが多く、パソコンに対する最低限の知識はあったほうがいいでしょう。中でも HTML や CSS、 Photoshopやイラストレーター、会計ソフトなどの知識がある人は現場の即戦力になるため重宝されたりもします。
SNSなどに慣れ親しんでいる
最近ではお店の公式ホームページだけではなく公式ブログや SNS アカウントを運営しているお店が増えてきました。 Twitter や Instagram などの SNS の毎日更新、求人目的の YouTube 動画アップロードなどを行っている店舗もあります。
継続的な作業になるので SNS に慣れている人はコンテンツ制作や更新作業を任せられることもあります。
風俗店員になるための準備
風俗の店員は特殊な仕事なため面接時も特別な準備が必要と思われがちですが基本的には一般的な会社の面接とほとんど変わりがありません。 面接時に必要になる準備をしておくことで余裕を持って面接を受けることができます。
面接に必要な必要書類は必須
まずは面接に必要な書類ですが、身分証明書は本人確認や年齢確認のためにも必須です。履歴書は必須というお店は少なく、面接時に簡単なヒアリングと合わせて記入をお願いされることもあります。全部の項目を埋める必要はないので、名前や住所くらいを記入して事前に履歴書を準備し持参しておくと当日に慌てる必要がありません。
出勤しやすい範囲内に住んでいるか?
店舗型や派遣型の風俗店に関係なく、風俗店員はお店や事務所などに出勤をする必要があります。 希望する店舗は住んでいる所から通いやすい場所にあるかどうかをしっかりとチェックしておきましょう。
身だしなみに注意
風俗店員は接客業をベースとして仕事を任せられるため、あまり派手な髪型や装飾をするよりも清潔感のある身だしなみの方が好まれます。
髪を茶色に染めている人はわざわざ黒染めする必要はありませんが、明るすぎる髪色であれば相談をしておくと安心です。
スーツの準備も忘れずに
仕事の時は基本的にスーツを着て働くことになります。「面接時にスーツ着用が絶対」というわけではないものの、印象がよく無難なのはやはりスーツにネクタイ姿です。わざわざ高いスーツを新調する必要はありませんが、手持ちのスーツをクリーニングに出しておくなどの準備をしておきましょう。
面接の質疑応答は練習しておこう
風俗店員の面接も普通の会社の採用面接のように質疑応答があります。質問内容のほとんどは簡単に答えられるようなものばかりですが、回答をある程度は準備しておくと安心です。
また、 はっきりとした口調や姿勢など回答だけでなく立ち振舞いもチェックポイントに入っています。緊張しすぎる必要はありませんが、第一印象を良くするためにも頭の中でシュミレーションをしたり鏡に向かって姿勢や仕草をチェックしてみましょう。
風俗店員になるのに向いている人
風俗店員に向いている人の特徴はいくつかあり、自分に当てはまる部分があれば面接時のアピールポイントとして強調するのもおすすめです。
やる気があるのは大前提
仕事に対する姿勢や考え方はお店の面接官が一番気にかけるポイント。 たとえ志望理由が「お金のため」であったとしても、その目標に対するやる気がしっかりと現れている人は採用されやすいです。
報告・連絡・相談ができる
風俗店員はある程度のチームワークが必要になる仕事です。 他のスタッフとの意思疎通がしっかりとできる見込みのある人であればいい印象を持たれやすいでしょう。
また、面接時に質問がきちんとできるか?疑問点を明確にし相手に伝えることができるか?を面接官はチェックしていることがあります。 分からないことをわかったふりをするのではなく素直に「わからないので教えてもらえませんか?」と言える正直者のほうが向いています。
社会人として最低限のマナーを持っている
どんな会社であれ職場でトラブルメーカーになるような人材はなるべく避けたいもの。 知識人になる必要はありませんが、社会人として最低限の常識やマナーをわきまえている人は採用されやすく、職場にもすぐに馴染める人が多いです。
体力に自信がある人
風俗の店員は肉体労働とデスクワーク、立ち仕事や忙しい業務をしっかりとこなせる体力が必要となってきます。 スポーツや筋トレなどで体力に体力に自信がある人は割と向いている仕事だと思います。
風俗店員になるのに向いていない人
風俗店員はやる気さえあれば学歴や年齢を問わないため他の仕事よりもハードルが低い仕事ですが、やはり不向きな人も中にはいます。
仕事中心の生活ができない人
風俗店の営業日はほぼ365日、出勤するスタッフの頭数はその日の売上や営業にも大きく影響を及ぼすため仕事に穴を開けがちな人はあまり向いていません。
プライベートとのスケジュール調整だけではなく、寝坊を良くしてしまう、体調不良になりやすいなどの自己管理も求められる仕事というのを理解しておきましょう。
単純・単調作業が苦手な人
慣れないうちは日々の業務が難しく感じるものですが一定期間働いてみれば割と単純作業や単調な業務が多くなります。 毎日同じことの繰り返しになりがちなので、仕事に刺激を求める人にとってはつまらないと感じるかもしれません。
ひとつの職場が長続きしない人
どんな職場でも仕事が長続きしない人は嫌われがち。 「風俗店員なんかその場しのぎの仕事だろう」だからと甘く考えていると危険です。
お店側は採用する新人たちを長い目で見て教育・育成しサポートする前提で人材を採用します。 短期バイトとは訳が違うのでなるべく長く続ける意志のある人でなければ離職率も高くなってしまいます。
おまけ:風俗店員になったら風俗には行けなくなる?
風俗店員の仕事にも興味はあるけれど、お客側として風俗利用を続けたいと思っている人であれば「風俗店員になったら風俗には行けなくなるのだろうか?」と心配になる方もいるでしょう。
結論から言えば、風俗店で店員として働いていても他店にお客さんという立場で遊びに行くことは禁止されてはいません。ただし同じエリアであれば顔が割れてしまっている可能性もあるので、同じ風俗店でもエリアを変えたり業種を変えて遊びに行く人もいます。
風俗店員になりたい人へ
風俗店員は必要最低条件を満たしやる気さえあればどんな人でもこなすことができる仕事。そのため「自分とは別世界」というイメージだけで自ら敷居を高くするのは正直もったいないです。
店員になる方法はいくつかありますが、こだわるべきところは仕事への入り口よりも行き着いた先の満足度。「ここなら安心して働ける」というお店を選ぶことのほうが難しく、かつ一番優先しなければいけないポイントです。
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